結婚式場探しの第一歩となる「式場の下見(ブライダルフェアや見学会)」。
写真や口コミではわからない、リアルな空気感やサービスの質、動線などを確認する大切な機会です。
でも初めて行くと、「何を見ればいいのかわからない」「説明を聞くだけで終わってしまった」という声も少なくありません。
この記事では、下見のときに必ず確認したいポイントを、理由や先輩カップルの体験談とともに詳しく解説します。
記事の概要
✅ 会場の雰囲気と自分たちの希望が合うか

理由:
写真やパンフレットでは素敵に見えても、実際に行ってみると「思ったより狭い」「照明が暗い」などギャップがある場合も。
自分たちの理想(ナチュラル・クラシカル・ラグジュアリーなど)と合うかを直接感じるのが大切。
体験談:
「ナチュラル系の写真に惹かれて行ったけど、実際は天井が低くて閉塞感があり断念しました」(30代女性)
✅ 動線と導線(移動のしやすさ)
理由:
チャペル・披露宴会場・待合室・親族控室・更衣室などの位置関係を確認。
特に年配ゲストや妊娠中の友人、小さな子ども連れゲストがいる場合はエレベーターや段差も大事。
体験談:
「バリアフリーと聞いていたけど、披露宴会場まで外廊下を通る動線があり、冬は寒そうでやめました」(20代女性)
✅ 会場の広さと収容人数
理由:
写真では広く見えても、実際はテーブルや装花を置くと狭く感じることも。
ゲスト数に対してちょうど良い広さか、当日の配置例を見ながら確認。
体験談:
「60名で広めと言われたけど、装花やスクリーンを入れたらギリギリだった」(20代男性)
✅ 試食で料理の味と盛り付けを確認

理由:
料理はゲスト満足度に大きく影響する要素。
ボリューム、温度管理、味付け、アレルギー対応など、実際に試食してチェック。
体験談:
「写真映えは最高だったけど、味は普通で決め手に欠けた。別の会場は試食が感動レベルで決めました」(30代女性)
✅ スタッフやプランナーの対応
理由:
式場の雰囲気だけでなく、担当プランナーとの相性も重要。
質問への答え方、提案力、親しみやすさなどもチェックポイント。
体験談:
「若いプランナーさんだったけど、とても親身で『何でも聞いてくださいね』と言ってくれて安心した」(20代女性)
✅ 見積もりの内容と追加費用の確認

理由:
最初に提示される見積もりは最低ラインであることが多い。
装花や衣装ランクアップ、映像演出など、どこまでが含まれているのか、追加費用の目安も質問。
体験談:
「最初は250万円だったのに、最終的に350万円近くまで増えた。最初に詳しく聞いておけばよかった」(30代男性)
✅ 写真・映像・演出の自由度
理由:
会場によっては持ち込みNGや追加料金がかかる場合あり。
撮影場所や装飾の可否、プロジェクションマッピングなどの対応も確認。
体験談:
「大好きな犬と一緒に挙式したくて探したら、数会場はNGで断念。最初に聞くのが大事だと実感しました」(20代女性)
✅ 雨の日や季節による雰囲気の違い

理由:
ガーデンやテラス中心の会場は、雨天・真夏・真冬にどう対応するかを確認。
屋根付きスペースや空調、悪天候プランも大切。
体験談:
「雨の日はガーデンパーティーが室内に変更されると聞き、その室内スペースも実際に見せてもらった」(30代女性)
✅ ゲストへのアクセスと送迎
理由:
駅から徒歩圏内か、送迎バスがあるか。
遠方ゲストや高齢ゲストへの配慮も考えるとアクセスのしやすさは重要。
体験談:
「地方から来る親戚が多かったので、駅から送迎バスが出ている会場を選びました」(20代男性)
✅ 衣装・ヘアメイク・美容室の設備

理由:
衣装室の規模、試着のしやすさ、ヘアメイクスペースの広さも要確認。
親族控室や更衣室の数も当日混雑しないかを確認。
体験談:
「新婦の支度室がとても明るくて広かったのが決め手でした」(30代女性)
✨ まとめ|下見は“体感”がすべて
ブライダルフェアや下見では、
- 写真だけで決めない
- 実際に歩き、見て、食べて、話してみる
- 「理想」と「現実」を具体的に比べる
ことが大切です。
少し面倒でも複数の会場を見学すると、本当に自分たちに合う式場がわかります。